Vue3でeffectScopeを使用する

この記事は 2023 年 02 月 15 日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. Vue3でeffectScopeを使用する
3. おわりに

リンク

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue3で[markRaw][markraw]を使用する方法についてです。

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2.Vue3でmarkRawを使用する

Vue3のeffectScopeですが、リアクティブエフェクト(computed/watch/watchEffect)を破棄できるようにします。

実装例

<script setup>
import { ref, effectScope, computed, watch, watchEffect } from 'vue';

// リアクティブ変数を定義します。
const counter = ref(0);

// エフェクトオブジェクトを定義します。
const scope = effectScope();

// リアクティブエフェクト(computed/watch/watchEffect)をエフェクトスコープ内で実行します。
scope.run(() => {
  const doubled = computed(() => counter.value * 2);
  watch(doubled, () => console.log(doubled.value));
  watchEffect(() => console.log('Count: ', doubled.value));
})

/**
 * 更新ボタンがクリックされた場合に呼び出されます。
 */
const onClickUpdate = () => {
  // リアクティブ変数を更新します。
  counter.value++;
}

/**
 * 停止ボタンがクリックされた場合に呼び出されます。
 */
const onClickStop = () => {
  // スコープ内のすべてのエフェクトを破棄します。
  // 停止ボタンクリック後は更新ボタンをクリックしてもリアクティブエフェクトは実行されません。
  scope.stop(); 
}
</script>

<template>
  <button @click="onClickUpdate">
    更新
  </button>
  <button @click="onClickStop">
    停止
  </button>
</template>

リファレンス

Vue3

effectScope

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3. おわりに

effectScopeにより、リアクティブエフェクトを停止することができるようです。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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