SwiftUIでEnvironmentObjectを使用する

この記事は 2022 年 03 月 21 日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. SwiftUIでObservedObjectを使用する
3. おわりに

リンク

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している SwiftUIでEnvironmentObjectを使用する方法についてです。

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2. SwiftUIでEnvironmentObjectを使用する

SwiftUIでEnvironmentObjectを使用するには、以下の様な実装にします。

実装例

<プロジェクト名>App.swift

import SwiftUI

class Person: ObservableObject {
    @Published var name = ""
}

@main
struct <プロジェクト名>App: App {
    var body: some Scene {
        WindowGroup {
            ContentView().environmentObject(Person())
        }
    }
}

ContentView.swift

import SwiftUI

struct ContentView: View {
    var body: some View {
        VStack {
            ShowName()
            InputName()
        }
    }
}

struct ShowName: View {
    @EnvironmentObject private var person: Person
    var body: some View {
        Text("名前:\(person.name)")
    }
}

struct InputName: View {
    @EnvironmentObject private var person: Person
    var body: some View {
        TextField("名前", text: $person.name)
            .textFieldStyle(RoundedBorderTextFieldStyle())
            .frame(width: 200)
            .padding()
    }
}

実行結果

初期表示時

名前入力後

リファレンス

SwiftUI

EnviromentObject

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3. おわりに

EnvironmentObjectはデータバインディングの1種です。
EnvironmentObjectはアプリケーション全体で共有されるようです。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
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