SwiftUIでObservableObjectを使用する(その2)

この記事は 2022 年 04 月 10 日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. SwiftUIでObservableObjectを使用する(その2)
3. おわりに

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1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している SwiftUIでObservableObjectを使用する方法(その2)についてです。

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2. SwiftUIでObservableObjectを使用する(その2)

SwiftUIでObservableObjectを使用し、例えば複数のシートの表示/非表示を制御するには以下のような実装にします。

実装例

import SwiftUI

class Params: ObservableObject {
    @Published var isShowSubA = false
    @Published var isShowSubB = false
}

struct ContentView: View {
    @ObservedObject private var params = Params()
    
    var body: some View {
        VStack {
            Button("サブ画面Aを表示") {
                params.isShowSubA = true
            }
            .sheet(isPresented: $params.isShowSubA) {
                SubAView(params: params)
            }
            Button("サブ画面Bを表示") {
                params.isShowSubB = true
            }
            .sheet(isPresented: $params.isShowSubB) {
                SubBView(params: params)
            }
        }
    }
}

struct SubAView: View {
    @ObservedObject var params: Params
    
    var body: some View {
        VStack {
            Text("サブ画面A")
            Button("閉じる") {
                params.isShowSubA = false
            }
        }
    }
}

struct SubBView: View {
    @ObservedObject var params: Params
    
    var body: some View {
        VStack {
            Text("サブ画面B")
            Button("閉じる") {
                params.isShowSubB = false
            }
        }
    }
}

実行結果

初期表示時

サブ画面A表示

サブ画面B表示

リファレンス

SwiftUI

ObservableObject

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3. おわりに

以前は複数のシートの表示/非表示用のフラグを@StateでContentViewに用意していましたが、シートの数が増えると@Stateのフラグを増え見通しが悪くなりました。
そのためObservableObjectを使ってスッキリとさせてみました。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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