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SwiftUIでViewを動的に切り替える

この記事は 2022 年 03 月 2 日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. SwiftUIでViewを動的に切り替える
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している SwiftUIでViewを動的に切り替える方法についてです。

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2. SwiftUIでViewを動的に切り替える

SwiftUIでViewを動的に切り替えるには、以下の様な実装になります。

実装例

import SwiftUI

struct ContentView: View {
    @State private var selection = 0
    
    let titles = [
        "りんご",
        "バナナ",
        "オレンジ"
    ]
    
    var body: some View {
        VStack {
            Picker(selection: $selection, label: Text("")) {
                ForEach(0 ..< titles.count) {
                    Text(titles[$0])
                }
            }
            .pickerStyle(SegmentedPickerStyle())
            Spacer()
            showView()
            Spacer()
        }
    }
    
    private func showView() -> AnyView {
        switch selection {
        case 0:
            return AnyView(AppleView())
        
        case 1:
            return AnyView(BananaView())
        
        case 2:
            return AnyView(AppleView())
        
        default:
            return AnyView(AppleView())
        }
    }
}

struct AppleView: View {
    var body: some View {
        Text("りんご")
    }
}

struct BananaView: View {
    var body: some View {
        Text("バナナ")
    }
}

struct OrangeView: View {
    var body: some View {
        Text("オレンジ")
    }
}

実行結果

初期表示時

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バナナ選択時

f:id:paveway:20220302084041p:plain

リファレンス

SwiftUI

AnyView

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3. おわりに

Viewの切り替えにswitch文を使う際、ViewをAnyViewでラップする必要があるようです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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