この記事は2020年10月22日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIでラムダ式のコピーキャプチャを使用する方法についてです。
2. C++/CLIでラムダ式のコピーキャプチャを使用する
C++/CLIでラムダ式のコピーキャプチャを使用するには、以下のように実装します。
ラムダ式でコピーキャプチャするには"[]"に使用する変数を記述するか、"[=]"とします。
実装例
using namespace System; [STAThreadAttribute] int main() { // ラムダ式で使用するローカル変数(初期値0) int value = 0; // ラムダ式の中でvalueをコピーして使用する。 auto func = [value] { return value; }; // 以下のように記述してもよい。 //auto func = [=] { return value; }; // valueの値を変更する。 value = 1; // ラムダ式を実行する。 int result = func(); // ラムダ式で使用したvalueの値を表示する。 // valueの値を変更してもラムダ式で使用するvalueは元の0のままになります。 Console::WriteLine("value=" + result); Console::ReadKey(); return 0; }
実行結果
value=0
Reference
3. おわりに
ラムダ式のコピーキャプチャにより、呼び出し元のローカル変数がラムダ式内で使えるようになります。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
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私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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