C++/CLIでタイマーを使用する

この記事は2020年07月11日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. C++/CLIでタイマーを使用する
3. おわりに

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIでタイマーを使用する方法についてです。

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2. C++/CLIでタイマーを使用する方法について

C++/CLIでタイマーを使用するには、System::Timers::Timerクラスを使用します。

実装例

using namespace System;
using namespace System::Timers;
using namespace System::Threading;

ref class Sample
{
public:
    // タイマーから呼び出される処理
    void ElapsedEventHanlder(Object^ sender, ElapsedEventArgs^ e)
    {
        DateTime^ now = DateTime::Now;
        String^ dateTime = now->ToString("HH:mm:ss");
        Console::WriteLine(dateTime + " Hello world");
    }
};

[STAThreadAttribute]
int main()
{
    Sample^ sample = gcnew Sample();

    // タイマーを生成します。
    System::Timers::Timer^ timer = gcnew System::Timers::Timer();

    // タイマーから呼び出される処理の間隔を設定します(ミリ秒)
    timer->Interval = 1000;

    // タイマーから呼び出される処理を設定します。
    timer->Elapsed += gcnew ElapsedEventHandler(sample, &Sample::ElapsedEventHanlder);

    // タイマーを開始します。
    timer->Start();

    // タイマーが処理する時間待ち。
    Thread::Sleep(10 * 1000);

    // タイマーを停止します。
    timer->Stop();

    // タイマーのリソースを解放します。
    timer->Close();
    return 0;
}

実行結果

05:43:40 Hello world
05:43:41 Hello world
05:43:42 Hello world
05:43:43 Hello world
05:43:44 Hello world
05:43:45 Hello world
05:43:46 Hello world
05:43:47 Hello world
05:43:48 Hello world

API Reference

System::Timers::Timerクラス

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3. おわりに

ある処理のタイムアウト監視用にタイマーを検討した時に、C++/CLIのタイマーについて調べてみました。
調べてみるとタイマーはいくつかあるようです。
今回はSystem::Timers::Timerを紹介しました。

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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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