この記事は2020年10月13日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIで引数を渡してタスクを実行する方法についてです。
2. C++/CLIで引数を渡してタスクを実行する
C++/CLIで引数を渡してタスクを実行するには、以下のような実装にします。
実装例
using namespace System; using namespace System::Threading::Tasks; ref class Sample { public: void Start(Object^ param) { // タスクを生成し、実行します。 Task::Factory->StartNew(gcnew Action<Object^>(this, &Sample::ShowMessageAction), param); } private: // タスクで実行されるアクション void ShowMessageAction(Object^ param) { String^ message = (String^)param; Console::WriteLine(message); } }; [STAThreadAttribute] int main() { // タスクを実行します。 Sample^ sample = gcnew Sample(); sample->Start("Hello world!"); Console::ReadKey(); return 0; }
実行結果
Hello world!
API Reference
Taskクラス
3. おわりに
引数はObject型しか指定できないようです。
そのためActionで受け取った後、適切な型にキャストする必要があります。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS [Bi-OS][Bi-OS]は高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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