この記事は2020年07月07日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIで処理時間を計測する方法についてです。
2. C++/CLIで処理時間を計測する
C++/CLIで処理時間を計測するには、Stopwatchクラスの使用します。
実装例
using namespace System; using namespace System::Diagnostics; using namespace System::Threading; [STAThreadAttribute] int main() { // Stopwatchを生成します。 Stopwatch^ stopwatch = gcnew Stopwatch(); // 処理時間の計測を開始します。 stopwatch->Start(); // 計測したい処理 Thread::Sleep(500); // 処理時間の計測を終了します。 stopwatch->Stop(); // 計測した処理時間を表示します。 Console::WriteLine("処理時間(ms)=" + stopwatch->ElapsedMilliseconds.ToString()); // 計測した処理時間をリセットします。 stopwatch->Reset(); Console::ReadKey(); return 0; }
実行結果
※タイミングにより処理時間は"500"や"501"になります。
処理時間(ms)=500
API Reference
Stopwatchクラス
3. おわりに
決められた時間間隔でループさせる処理のため、処理時間の計測が必要となりました。
最初はDateTimeを利用しようと思いましたが、それより適切なクラスを見つけたので、Stopwatchクラスを利用しようと思います。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS [Bi-OS][Bi-OS]は高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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