この記事は2020年07月06日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIで実行ファイルのあるパスを取得する方法についてです。
2. C++/CLIで実行ファイルのあるパスを取得する
C++/CLIで実行ファイルのあるパスを取得するには、ApplicationクラスのExecutablePathプロパティを使用します。
ExecutablePathプロパティは実行ファイル名付きのパスになりますので、パス名のみほしい場合は実行ファイル名を削除します。
実装例
using namespace System::Windows::Forms; using namespace System::IO; /** * @brief 実行ファイルのあるパスを取得します。 * * @return 実行ファイルのあるパス */ String^ EnvUtils::GetExecPath() { // 実行ファイル名付きパスを取得します。 String^ execPath = Application::ExecutablePath; // 取得したパスから実行ファイル名を削除します。 int index = execPath->LastIndexOf(Path::DirectorySeparatorChar); if (0 < index) { execPath = execPath->Substring(0, index); } return execPath; }
API Reference
Applicationクラス
ExecutablePathプロパティ
3. おわりに
設定ファイルなどを実行ファイルがあるパスに配置するため、実行ファイルがあるパスを取得する方法を調査しました。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS [Bi-OS][Bi-OS]は高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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