この記事は2018年07月15日に投稿しました。
この記事は2018年07月21日に更新しました。
目次
詳細! Swift 4 iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 4 + Xcode 9対応
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はiCloudDocumentSyncライブラリを使用して、iCloudでファイルデータを更新してみます。
PWEditorでは、iCloudDocumentSyncライブラリのドキュメントUploading Documentsを参考に実装しました。
2. ファイルデータ更新処理
iCloudDocumentSyncライブラリでファイルデータを更新するには、saveAndCloseDocumentメソッドを使用します。
このメソッドは"SwiftのiCloudでファイルを作成する" paveway.hatenablog.com でも使用したメソッドになります。
"SwiftのiCloudでファイルを作成する"との違いは、引数withContentへ渡す値が、"PWEditor:SwiftのiCloudでファイルを作成する"の場合は空データでしたが、今回は更新したファイルのデータを設定します。
import iCloudDocumentSync /** iCloudで、ファイルデータを更新します。 - Parameter fileDataString ファイルデータ文字列 - Parameter action: ファイル保存完了時の処理(デフォルトnil) */ func updateFileData(_ filePathName: String, fileData: Data) { // iCloudオブジェクトを取得します。 guard let cloud = iCloud.shared() else { // iCloudが取得できない場合、処理を終了します。 // 念のためのチェックです。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // ファイルデータを更新します。 cloud.saveAndCloseDocument(withName: filePathName, withContent: fileData, completion: { (cloudDocument: UIDocument?, documentData: Data?, error: Error?) -> Void in if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // 正常終了の場合の処理を記述してください。 }) }
3. おわりに
SwiftのiCloudでファイルを作成するとほぼ同じなので、簡単に実装できると思います。
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