この記事は2018年07月03日に投稿しました。
この記事は2018年07月21日に更新しました。
目次

詳細! Swift 4 iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift 4 + Xcode 9対応
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
Dropbox APIの時に説明しましたが、PWEditorではOneDriveのファイルの編集内容は、メモリ上で更新されています。
そのままでは編集した内容は保存されないので、編集した内容をOneDrive上のファイルに反映する必要があります。
今回はその手順の説明になります。
ドキュメント"Items in the OneDrive SDK for iOS"の"Downloading and uploading contents"を参考にしました。
2. ファイルデータ更新処理
OneDrive上のファイルの更新は、uploadメソッドを使います。
必要なパラメータは、ファイルのIDとファイルのデータです。
/** ファイルデータを保存します。 - Parameter fileId: ファイルのID - Parameter fileData: ファイルのデータ */ override func saveFileData(_ fileId: String, fileData: Data) { // 認証済みクライアントオブジェクトを取得します。 guard let client = ODClient.loadCurrent() else { // 認証済みクライアントオブジェクトが取得できない場合、処理を終了します。 // 念のためのチェックです。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // リクエストオブジェクトを取得します。 guard let drive = client.drive(), let items = drive.items(id), let request = items.contentRequest() else { // リクエストオブジェクトが取得できない場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // ファイルデータをアップロードします。 request.upload(from: data) { (item: ODItem?, error: Error?) -> Void in if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // 正常終了の場合の処理を記述してください。 } }
3. おわりに
Dropbox APIに比べ、パラメータもシンプルに2つのみでアップロードできます。

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