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Vue3でprovideとinjectを使用する

この記事は 2023 年 03 月 04 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vue3でprovideとinjectを使用する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue3provideinjectを使用する方法についてです。

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2.Vue3でprovideとinjectを使用する

Vue3provideinjectを使用するには,以下のような実装になります。

実装例

App.vue

<script lang="ts" setup>
import { provide } from 'vue';
import Inject from "./Inject.vue";

// キー名"msg"で値"Hello world!""で設定します。
provide("msg", "Hello world!");
</script>

<template>
  <!-- injectで値をとり出すコンポーネント -->
  <inject />
</template>

Inject.vue

<script lang="ts" setup>
import { inject } from "vue";

// キー"msg"で値を取り出します。
const msg = inject("msg");
</script>

<template>
  <!-- 取り出した値を表示します。 -->
  <p>{{ msg }}</p>
</template>

リファレンス

Vue3

provide

inject

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3. おわりに

前々回

www.paveway.info

と前回

www.paveway.info

で紹介したprovideinjectの使用例になります。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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