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Vue3でリアクティブ変数のプロパティを参照する

この記事は 2023 年 02 月 05 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vue3でリアクティブ変数のプロパティを参照する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue3でリアクティブ変数のプロパティを参照する方法についてです。

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2.Vue3でリアクティブ変数のプロパティを参照する

Vue3でリアクティブ変数のプロパティを参照するには、toRefユーティリティを使用します。

実装例

<script setup>
import { reactive, toRef } from 'vue'

// オブジェクトのリアクティブ変数を定義します。
const item = reactive({
  value1: 0,
  value2: 0,
});
  
// itemのvalue1プロパティのリアクティブ変数として参照します。
const value1Ref = toRef(item, "value1");

// 更新ボタンがクリックされた時に呼び出されます。
const onClick = () => {
  // 参照した方のリアクティブ変数を更新します。
  value1Ref.value++;
  
  // 参照元のリアクティブ変数のプロパティを表示します。
  console.log(item.value1);
};
</script>

<template>
  <button @click="onClick">
    更新
  </button>
</template>

リファレンス

Vue3

toRefユーティリティ

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3. おわりに

toRefユーティティは、propのプロパティをリアクティブ変数として参照するのみ使用できるようです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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