プログラムを書こう!

実務や自作アプリ開発で習得した役に立つソフトウェア技術情報を発信するブログ

C++でstd::vectorを切り捨てる

この記事は2020年06月14日に投稿しました。

f:id:paveway:20190914064630j:plain

目次

  1. はじめに
  2. C++でstd::vectorを切り捨てる
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++でstd::vectorを切り捨てる方法についてです。

目次へ

2. C++でstd::vectorを切り捨てる

C++でstd::vectorを切り捨てるには、erase関数を使用します。

実装例

main.cpp
#include <iostream>
#include <vector>

int main()
{
    // 確認用のvectorを用意します。
    std::vector<int> values{ 3, 5, 2, 14, 6 };

    // 要素3番目(0起算)以降を切り捨てます。
    values.erase(values.begin() + 3, values.begin() + values.size());

    // 切り捨てたvectorの内容を確認します。
    for (int i = 0; i < values.size(); ++i)
    {
        std::cout << values[i] << std::endl;
    }

    return 0;
}

実行結果

3
5
2

API Reference

std::vector

erase関数

目次へ

3. おわりに

std::vectorを切り捨てる必要があり、その方法を調査しました。
切り捨て専用の関数があると思ったのですが、要素を削除するerase関数で範囲指定すれば、切り捨てられることがわかりました。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

目次へ


私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。

EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688

目次へ