この記事は2020年06月14日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++でstd::vectorを切り捨てる方法についてです。
2. C++でstd::vectorを切り捨てる
C++でstd::vectorを切り捨てるには、erase関数を使用します。
実装例
main.cpp
#include <iostream> #include <vector> int main() { // 確認用のvectorを用意します。 std::vector<int> values{ 3, 5, 2, 14, 6 }; // 要素3番目(0起算)以降を切り捨てます。 values.erase(values.begin() + 3, values.begin() + values.size()); // 切り捨てたvectorの内容を確認します。 for (int i = 0; i < values.size(); ++i) { std::cout << values[i] << std::endl; } return 0; }
実行結果
3 5 2
API Reference
erase関数
3. おわりに
std::vectorを切り捨てる必要があり、その方法を調査しました。
切り捨て専用の関数があると思ったのですが、要素を削除するerase関数で範囲指定すれば、切り捨てられることがわかりました。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
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