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MFCのリストコントロールで選択された行を取得する

この記事は2020年02月01日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. MFCのリストコントロールで選択された行を取得する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCのリストコントロールで選択された行を取得する方法についてです。

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2. MFCのリストコントロールで選択された行を取得する

MFCのリストコントロールで選択された行を取得するには、CListCtrlクラスのGetNextItem関数を使用します。

書式

int GetNextItem(
    int nItem,
    int nFlags) const;

引数

nItem
検索を開始する項目のインデックス
最初の項目を検索する場合、-1を指定します。

nFlags
検索する項目の状態を指定します。
今回は選択された項目を検索するためLVNI_SELECTEDを指定します。

戻り値

成功した場合、次の項目のインデックス
それ以外は-1

実装例

// 選択された項目を最初から全て検索します。
int nSelected = -1;
do
{
    nSelected = m_list.GetNextItem(nSelected, LVNI_SELECTED);
}
while (nSelected != -1);

API Reference

CListCtrlクラス

GetNextItem関数

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3. おわりに

CListCtrlで選択された項目を特定する必要があり、その方法を調査しました。
CListCtrlクラスにそのものずばりの関数があるかと思ったのですが、ある程度自分で実装しないといけないようです。
ちょっとめんどくさいです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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