この記事は2019年08月31日に投稿しました。
目次
- 作者: WINGSプロジェクト?江賢,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2017/11/09
- メディア: 単行本
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#でメニューが選択された時に処理を同一のイベントハンドラーで行う(その2)の方法についてです。
2. C#でメニューが選択された時に処理を同一のイベントハンドラーで行う(その2)
C#でメニューが選択された時に処理を同一のイベントハンドラーで行う方法として、以前
を紹介しました。
今回は前回紹介した
型パラメータを使用した方法に書き換えてみました。
実装例
MainWindow.xaml
<Window x:Class="WPFMenuTypeParameter.MainWindow" xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008" xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006" xmlns:local="clr-namespace:WPFMenuTypeParameter" mc:Ignorable="d" Title="MainWindow" Height="450" Width="800"> <Grid> <Grid.RowDefinitions> <RowDefinition Height="auto"/> <RowDefinition Height="*"/> </Grid.RowDefinitions> <Menu Grid.Row="0"> <MenuItem Header="メニュー"> <MenuItem Header="子メニュー1" Name="Menu1" Click="MenuItem_Click"/> <MenuItem Header="子メニュー2" Name="Menu2" Click="MenuItem_Click"/> <MenuItem Header="子メニュー3" Name="Menu3" Click="MenuItem_Click"/> </MenuItem> </Menu> </Grid> </Window>
MainWindow.xaml.cs
using System; using System.Collections.Generic; using System.Windows; using System.Windows.Controls; namespace WPFMenuTypeParameter { // 型パラメータの別名を定義します。 using MenuAction = Action<MenuItem, RoutedEventArgs>; /// <summary> /// MainWindow.xaml の相互作用ロジック /// </summary> public partial class MainWindow : Window { //! メニューアクションを格納する辞書 private Dictionary<string, MenuAction> MenuActionDic; /** * @brief コンストラクタ */ public MainWindow() { InitializeComponent(); // メニューアクション辞書を生成し、メニューアクションを設定します。 MenuActionDic = new Dictionary<string, MenuAction>(); MenuActionDic.Add(Menu1.Name, Menu1Action); MenuActionDic.Add(Menu2.Name, Menu2Action); MenuActionDic.Add(Menu3.Name, Menu3Action); } /** * @brief メニューが選択された時に呼び出されるメニューハンドラ * * @param [in] sender メニュー項目 * @param [in] e イベント */ private void MenuItem_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { // 選択されたメニューが辞書に登録されているか確認する。 var menuItem = sender as MenuItem; if (!MenuActionDic.ContainsKey(menuItem.Name)) return; // 選択されたメニューに対するメニューアクションを取得し、実行する。 var menuAction = MenuActionDic[menuItem.Name]; menuAction(menuItem, e); } /** * @brief メニュー1が選択された時に実行される処理 * * @param [in] sender メニュー項目 * @param [in] e イベント */ public void Menu1Action(MenuItem menuItem, RoutedEventArgs e) { MessageBox.Show("子メニュー1"); } /** * @brief メニュー2が選択された時に実行される処理 * * @param [in] sender メニュー項目 * @param [in] e イベント */ public void Menu2Action(MenuItem menuItem, RoutedEventArgs e) { MessageBox.Show("子メニュー2"); } /** * @brief メニュー3が選択された時に実行される処理 * * @param [in] sender メニュー項目 * @param [in] e イベント */ public void Menu3Action(MenuItem menuItem, RoutedEventArgs e) { MessageBox.Show("子メニュー3"); } } }
3. おわりに
以前紹介した
方法より、少しすっきりしたコードになった気がします。
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