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C#でラムダ式を使用する。

この記事は2019年08月07日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C#でラムダ式を使用する
  3. おわりに

独習C# 新版

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#でラムダ式を使用する方法についてです。

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2. C#でラムダ式を使用する

ラムダ式とは、無名関数のことです。
C#では以下の構文で使用します。

構文

ラムダ演算子"=>"を使用して、以下のように記述します。

左辺 => 右辺

左辺にはメソッドの引数を指定します。
右辺にはそのメソッドが行う式または分を記述します。

左辺:引数無し

左辺は"()"のみ記述します。
左辺の"()"は省略できません。

() => 右辺
左辺:引数1つの場合

左辺に引数のみ記述します。
左辺の"()"は省略できます。

引数 => 右辺
左辺:引数が複数

左辺の引数は"()"でくくります。
左辺の"()"は省略できません。

(引数1, 引数2, ...) => 右辺

なお引数の型は型推論されるため、通常記述しません。

右辺:式

右辺が式の場合、"{}"は不要です。

左辺 => 式
右辺:文

右辺が文の場合、"{}"でくくります。

左辺 => { 文; 文; 文; }

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3. おわりに

C#のラムダ式ですが、今回は基本的な構文を紹介しました。
使い方はなどはまたの機会に紹介したいと思います。

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興味のある方は覗いてみてください。

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