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Win32APIで画像を拡大・縮小コピーする。

この記事は2018年11月29日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. Win32APIで画像を拡大・縮小コピーする
  3. おわりに

Win32/64 APIシステムプログラミング―32/64ビットの共存

Win32/64 APIシステムプログラミング―32/64ビットの共存

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているWin32APIで画像を拡大・縮小コピーする方法についてです。

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2. Win32APIで画像を拡大・縮小コピーする

Win32APIで画像を拡大・縮小コピーするには、StretchBitBlt関数を使用します。

書式

BOOL StretchBitBlt(
    HDC hdcDest,
    int xDest,
    int yDest,
    int wDest,
    int hDest,
    HDC hdcSrc,
    int xSrc,
    int ySrc,
    int wSrc,
    int hSrc,
    DWORD rop
);

引数

hdcDest
コピー先デバイスコンテキストハンドル

xDest
コピー先X座標

yDest
コピー先y座標

wDest
コピー先幅

hDest
コピー先高さ

hdcSrc
コピー元デバイスコンテキストハンドル

xSrc
コピー元X座標

ySrc
コピー元y座標

wSrc
コピー元幅

hSrc
コピー元高さ

rop
ラスタオペレーションコードを指定します。
ラスタオペレーションコードは、最終的な色を決定するために、コピー元およびコピー先の色データを組み合わせる方法を定義します。

そのままコピーする場合は、SRCCOPYを指定します。

指定できる定義の詳細は以下を参照してください。 BitBltのラスタオペレーションコード項目

戻り値

成功した場合、0以外が返却されます。
失敗した場合、0が返却されます。

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3. おわりに

VB6の

paveway.hatenablog.com

と同じような使用方法だと思います。

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猫でもわかるWindowsプログラミング 第4版 猫でもわかるシリーズ

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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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