この記事は2018年11月07日に投稿しました。
目次

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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はPWEditorで使用しているXLFormライブラリのテキスト入力の使用方法です。
2. 前提
この記事を参考にXLFormを使用できるようにしておいてください。
3. XLFormのテキスト入力を使用する
この記事を参考にViewControllerを実装してください。
ボタンセル(row)の部分を、今回のテキスト入力のセルに差し替えてください。
/** テキスト入力のセルを作成します。 */ func createTextRow() -> XLFormRowDescriptor { // タグを設定します。 // 設定値は任意の文字列でかまいませんが、一意の文字列にしてください。 let tag = "text" // XLFormRowDescriptorTypeをテキスト入力とします。 let type = XLFormRowDescriptorTypeText // タイトルを設定します。 let title = "テキスト" // テキスト入力のセルを作成します。 let row = XLFormRowDescriptor(tag: tag, rowType: type, title: title) // 必須入力とします。 // 必須入力とした場合、未入力だとformValidationErrors()が設定されます。 row.isRequired = true // 入力文字列の位置はデフォルト左寄せになります。 // 右寄せにしたい場合、以下の設定を行います。 //row.cellConfigAtConfigure["textField.textAlignment"] = NSTextAlignment.right.rawValue return row } /** テキストが入力されたチェックします。 テキスト入力終了時の確定ボタン押下等で呼び出してください。 */ func checkText() { // エラーがあるかチェックします。 guard let array = formValidationErrors() else { return } // 必須入力のテキスト入力が複数あれば、エラーも複数設定されます。 let errorCount = array.count if 0 < errorCount { // エラーがある場合 for errorItem in array { // エラー数分繰り返します。 if let error = errorItem as? NSError { if let validationStatus = error.userInfo[XLValidationStatusErrorKey] as? XLFormValidationStatus, let row = validationStatus.rowDescriptor, row.tag == "text" { // 対象のテキスト入力セルの場合 // 対象のテキスト入力セルかどうかはタグで判断します。 // オレンジ色でフラッシュ表示します。 if let rowDescriptor = validationStatus.rowDescriptor, let indexPath = form.indexPath(ofFormRow: rowDescriptor), let cell = tableView.cellForRow(at: indexPath) { cell.backgroundColor = UIColor.orange UIView.animate(withDuration: 0.3, animations: { () -> Void in cell.backgroundColor = UIColor.white }) } } } } return } // エラーがない場合、入力した値を取得します。 let text: String // フォーム上の値はform.formValues()で取得します。 let values = form.formValues() as NSDictionary if let textObj = values.object(forKey: "text") { // 対象のテキストの値の場合(タグで識別します) if (textObj as AnyObject).isKind(of: NSNull.self) { // nilチェックし、nilの場合は空文字列とします(念のための処理) text = "" } else { // nilではない場合 if let textString = textObj as? String { // 入力値がある場合 text = textString } else { // 入力値がない場合(未入力チェック済みのため、念のための処理) text = "" } } } else { // 対象のテキストセルがない場合(年のための処理) text = "" } }
3. おわりに
未入力チェック後に入力された文字列を取得方法がわからず、いろいろ調べた記憶があります。
未入力エラーの場合、テキスト入力セルをオレンジでフラッシュ表示する処理は、XLFormのサンプルを参考にしています。
こういう処理はなかなか自分で思いつかないので、勉強になります。
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