この記事は2018年10月16日に投稿しました。
目次
たった2日でマスターできる iOSアプリ開発集中講座 Xcode 9/Swift 4対応
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はSwiftのBox APIでディレクトリを削除する手順の紹介です。
2. 前提
iOSアプリからBox APIにアクセスするため、Box iOS SDKライブラリを使用します。
以下の記事を参考に、Box APIを使用する準備をしておいてください。
3. ディレクトリ削除処理
SwiftのBox APIでディレクトリを削除するには、folderDeleteRequestメソッドを使用します。
ファイルはこのメソッドで削除できず、別のメソッドで削除します。
以下がディレクトリを削除する手順です。 この手順は、Box iOS SDKライブラリのドキュメント[Files][Files]の[Delete a Box File][DeleteFile]を参考にしました。
- Boxのクライアントオブジェクトを取得します。
クライアントオブジェクトのfolderDeleteRequestメソッドで、ディレクトリ削除リクエストを生成します。
folderDeleteRequestメソッドの引数には、- 削除するディレクトリのID
を指定します。
- ディレクトリ削除リクエストのperformメソッドを実行し、ディレクトリを削除します。 削除した結果はクロージャで返却されます。 ネットワークアクセスしますので、PWEditorではディレクトリ削除中は、処理中ダイアログを表示しています。
- エラーがあれば、クロージャーの引数errorが設定されます。
実装例
import BOXContentSDK /** ディレクトリを削除します。 - Parameter dirId: 削除するディレクトリのID */ func deleteDir(_ fileId: String) { // 1. クライアントオブジェクトを取得します。 guard let client = BoxContentClient.default() else { // クライアントオブジェ久我取得できない場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // 2. ディレクトリ削除リクエストを取得します。 guard let request = client.folderDeleteRequest(withID: dirId) else { return } // 3. ディレクトリを削除します。 request.perform(completion: { (error: Error?) -> Void in // 4. エラーかチェックします。 if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理してください。 return } // 以降正常終了した場合の処理を記述してください。 }) }
4. おわりに
この記事を書いていて気づいたのですが、PWEditorのディレクトリ削除に不具合がありました。
改修したいと思います。
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