この記事は2018年10月15日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はSwiftのBox APIでファイルを削除する手順の紹介です。
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2. 前提
iOSアプリからBox APIにアクセスするため、Box iOS SDKライブラリを使用します。
以下の記事を参考に、Box APIを使用する準備をしておいてください。
3. ファイル削除処理
SwiftのBox APIでファイルを削除するには、fileDeleteRequestメソッドを使用します。
ディレクトリはこのメソッドで削除できず、別のメソッドで削除します。
以下がファイルを削除する手順です。 この手順は、Box iOS SDKライブラリのドキュメントFilesのDelete a Box Fileを参考にしました。
- Boxのクライアントオブジェクトを取得します。
クライアントオブジェクトのfileDeleteRequestメソッドで、ファイル削除リクエストを生成します。
fileDeleteRequestメソッドの引数には、- 削除するファイルのID
を指定します。
- ファイル削除リクエストのperformメソッドを実行し、ファイルを削除します。 削除した結果はクロージャで返却されます。 ネットワークアクセスしますので、PWEditorではファイル削除中は、処理中ダイアログを表示しています。
- エラーがあれば、クロージャーの引数errorが設定されます。
実装例
import BOXContentSDK /** ファイルを削除します。 - Parameter fileId: 削除するファイルのID */ func deleteFile(_ fileId: String) { // 1. クライアントオブジェクトを取得します。 guard let client = BoxContentClient.default() else { // クライアントオブジェ久我取得できない場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // 2. ファイル削除リクエストを取得します。 guard let request = client.fileDeleteRequest(withID: fileId) else { return } // 3. ファイルを削除します。 request.perform(completion: { (error: Error?) -> Void in // 4. エラーかチェックします。 if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理してください。 return } // 以降正常終了した場合の処理を記述してください。 }) }
4. おわりに
ファイルの削除は、コピーや移動と同様の手順で実装できます。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
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