この記事は2018年09月18日に投稿しました。
目次
絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応 (Informatics&IDEA)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はPWEditorのローカルファイルの操作の1つ、ディレクトリを作成する方法を紹介します。
2. ディレクトリを作成する
Swiftでディレクトリを作成するには、FileManagerクラスのcreateDirectoryメソッドを使用します。
createDirectoryメソッドには以下の引数を指定します。
- atPath : ディレクトリパス
- withIntermediateDirectories : 第1引数のディレクトリパスで中間のディレクトリが存在しない場合の対応を指定します。
trueを指定すると存在しない中間ディレクトリも作成します。
falseを指定すると存在しない中間ディレクトリがあると、エラーとなります。 - attributes : ディレクトリ属性 nilの場合デフォルトのディレクトリ属性になります。
PWEditorでは、引数withIntermediateDirectoriesはtrue、引数attributesはnilを指定しています。
ディレクトリを作成した結果は例外の発生の有無で判断します。
成功した場合は例外は発生せず、失敗した場合は例外がスローされます。
実装例
/** ディレクトリを作成します。 - Parameter dirName: ディレクトリパス名 - Returns: 作成結果(true:成功 / false:失敗) */ fileprivate func createDir(_ dirPath: String) -> Bool { // ディレクトリを作成します。 let fileManager = FileManager.default do { try fileManager.createDirectory(atPath: dirPath, withIntermediateDirectories: true, attributes: nil) } catch { // エラーの場合 return false } return true }
API Reference
createDirectoryメソッド
3. おわりに
前回の
とは異なり、ディレクトリの作成した結果は戻値ではなく、例外の有無で判断します。
なぜファイル作成とディレクトリ作成で仕様が異なるかわかりません。
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