この記事は2018年09月17日に投稿しました。
目次
本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はPWEditorのローカルファイルの操作の1つ、ファイルを作成する方法を紹介します。
2. ファイルを作成する
Swiftでファイルを作成するには、FileManagerクラスのcreateFileメソッドを使用します。 createFileメソッドには以下の引数を指定します。
- atPath : ファイルパス
- contents : ファイルデータ
- attributes : ファイル属性
PWEditorで、ファイル作成時は空ファイルを作成する仕様のため、contentsにnilを指定しています。
またファイル属性はデフォルト値としているため、attributesにnilを指定しています。
createFileメソッドの戻値で、ファイルを作成した結果が返却されます。
戻値がtrueの場合は成功、falseの場合は失敗となります。
実装例
/** ファイルを作成します。 Parameter filePath: ファイルパス名 Returns: ファイル作成結果(true:成功/false:失敗) */ func createFile(_ filePath: String) -> Bool { let fileManager = FileManager.default let result = fileManager.createFile(atPath: filePath, contents: nil, attributes: nil) return result }
API Reference
createFileメソッド
3. おわりに
PWEditorでファイル作成の機能を実装した時、最初からファイル名を指定して空ファイルを作成するようにしました。
しかしユーザから、「ファイル作成時は特にファイル名は決めずにファイルを編集し、ファイルを保存するときにファイル名を指定した方が良い」、と要望がありました。
いつかそのような仕様に変更したいと思います。
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