この記事は2018年09月19日に投稿しました。
目次
本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 9.x+Swift 4.x対応 (「ヤフー黒帯」シリーズ)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はPWEditorのローカルファイルの操作の1つ、ファイルのデータを読み込む方法を紹介します。
2. ファイルのデータを読み込む
Swiftでファイルのデータは、Dataクラスのオブジェクトとして読み込みます。
以下はその手順になります。
- ファイルパスを指定して、URLオブジェクトを作成します。
- 作成したURLオブジェクトを指定して、Dataオブジェクトを作成します。
手順2で、Dataオブジェクトの作成に失敗すると例外が発生するため、do-catchで処理します。
実装例
/** ファイルデータを読み込みます。 Parameter filePath: ファイルパス Returns: ファイルデータ 読み込めない場合はnilを返却します。 */ func getFileData(_ filePath: String) -> Data? { let fileData: Data? do { let fileUrl = URL(fileURLWithPath: filePath) fileData = try Data(contentsOf: URL(fileURLWithPath: fileUrl)) } catch { // ファイルデータの取得でエラーの場合 fileData = nil } return fileData }
3. おわりに
ファイルデータの読み込みですが、FileManagerクラスのメソッドで行うと思いきや異なる方法でした。
個人的には統一感のある仕様がいいなぁと思います。
iOSアプリ開発デザインパターン入門 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
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