この記事は2018年07月19日に投稿しました。
この記事は2018年07月21日に更新しました。
目次
絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応 (Informatics&IDEA)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はiCloudDocumentSyncライブラリを使って、iCloudでファイルをリネームしてみます。
PWEditorでは、iCloudDocumentSyncライブラリのドキュメントRenaming and Duplicating Documentsを参考に実装しました。
2. ファイルリネーム処理
iCloudDocumentSyncライブラリで、iCloudのファイルをリネームするにはrenameOriginalDocumentメソッドを使用します。
このメソッドでディレクトリもファイルもリネームできます。
renameOriginalDocumentメソッドの引数は、第1引数に変更前のディレクトリやファイルのパス名、第2引数withNewNameに変更後のディレクトリやファイルのパス名を指定します。
リネームした結果はクロージャーで返却されます。
エラーがあればerrorオブジェクトが設定されます。
import iCloudDocumentSync /** iCloudで、ディレクトリやファイルをリネームします。 - Parameter oldPathName: 変更前のディレクトリやファイルのパス名 - Parameter newPathName: 変更後のディレクトリやファイルのパス名 */ func renameFile(_ oldPathName: String, newPathName: String) { // iCloudオブジェクトを取得します。 guard let cloud = iCloud.shared() else { // iCloudが取得できない場合、処理を終了します。 // 念のためのチェックです。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // ディレクトリやファイルをリネームします。 cloud.renameOriginalDocument(srcPathName, withNewName: newPathName, completion: { (error: Error?) -> Void in if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // 正常終了の場合の処理を記述してください。 }) }
3. おわりに
今回でPWEditorで使用しているiCloudDocumentSyncライブラリの説明は終わりになります。
次回はPWEditorで使用しているGoogleDrive APIの説明を行いたいと思います。
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