この記事は 2023 年 06 月 17 日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているJavascriptでファイルを保存するダイアログを使用する方法についてです。
2.Javascriptでファイルを保存するダイアログを使用する
Javascriptでファイルを保存するダイアログを使用するには、WindowオブジェクトのshowSaveFilePicker関数を使用します。
書式
showSaveFilePicker(options)
引数
以下のオプションを含むオブジェクト
excludeAcceptAllOption
boolean値
trueの場合はtypesで指定したファイル以外は選択不可になります。
suggestedName
提案するファイル名
types
選択可能なファイル形式の配列
各項目は以下のオプション持つオブジェクトです。
項目 | 内容 |
---|---|
description | 説明(省略可) |
accept | MIMEタイプ |
戻り値
FileSystemFileHandleオブジェクトで解決するPromiseオブジェクト
実装例
const constgetNewFileHandle = async () => { const options = { types: [ { description: "テキストファイル", accept: { "text/plain": [".txt"] }, }, ], }; return await window.showSaveFilePicker(options); }
リファレンス
Windowオブジェクト
FileSystemFileHandleオブジェクト
Promiseオブジェクト
3. おわりに
前回
と関連で、ファイルを保存するダイアログも使用できるようです。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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