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Tcl/Tkで配列かどうか判定する

この記事は 2024 年 5 月 5 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Tcl/Tkで配列かどうか判定する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているTcl/Tkで配列かどうか判定する方法です。

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2. Tcl/Tkで配列かどうか判定する

Tcl/Tkで配列かどうか判定するには、arrayコマンドのexistsオプションを使用します。

書式

array exists <配列名>
戻値

配列名が配列の場合、1
配列名が配列ではない場合、0

実装例

# 変数value1を定義します。
array set value1 {Apple 0 Banana 1 Orange 2}

# 変数value2を定義します。
set value2 0

# 変数value1が配列か判定します。
puts [array exists value1]

# 変数value2が配列か判定します。
puts [array exists value2]

実行結果

1
0

リファレンス

Tcl/Tk公式サイト(英語)

Tcl(Wikipedia日本語)

Tk(Wikipedia日本語)

array(英語)コマンド

exists(英語)オプション

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3. おわりに

existsオプションにより、配列かどうか判定できますが、使い所が思い浮かびません。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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