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Vue3のプロパティの変更を検知する(その2)

この記事は 2023 年 05 月 04 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vue3のプロパティの変更を検知する(その2)
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue3プロパティの変更を検知する方法についてです。

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2.Vue3のプロパティの変更を検知する(その2)

Vue3プロパティの変更を検知するには、以下のような実装にします。

実装例

<script lang="ts" setup>
import { defineProps, ref, watchEffect } from "vue";

/**
 * プロパティ定義
 */
interface Props {
  /**
   * 表示フラグ
   */
  isShow: boolean;
}
const props = defineProps<Props>();

/**
 * 表示フラグ(リアクティブ変数)
 */
const isShow = ref(props.isShow);

/**
 * リアクティブ変数が変更された時に呼び出される。
 */
watchEffect(() => {
  if (isShow.value) {
    // 表示フラグが設定されている場合
    // 何らかの処理
  }
};
</script>

リファレンス

Vue3

プロパティ

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3. おわりに

前回

www.paveway.info

紹介した方法だと、プロパティから取得したリアクティブ変数は変更できないようです。
そのためプロパティから取得したリアクティブ変数を変更する場合はtoRefsではなく、refで取得する必要があります。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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