この記事は2019年09月04日に投稿しました。
目次
- 作者: WINGSプロジェクト?江賢,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2017/11/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#で乱数を使用する方法についてです。
2. C#で乱数を使用する
C#で乱数を使用するには、RandomクラスのNextメソッドを使用します。
注意点としては、複数のRandomクラスのインスタンスを生成する場合、既定のシード値を使用してインスタンスを連続して生成すると、同じ乱数が返却されるインスタンスになります。
そのため複数のインスタンスを生成する場合は、異なるシード値を指定してインスタンスを生成するようにします。
実装例
using System; namespace CSharpRandom { class Program { static void Main(string[] args) { // 既定のシード値を使用してインスタンスを生成します。 var random = new Random(); // 任意のシード値(Int32 例では"3")を使用してインスタンスを生成することもできます。 // var random = new Random(3); // 0~MaxValueより小さい整数の乱数を取得します。 Console.WriteLine(random.Next()); // 0~9までの整数の乱数を取得します。 Console.WriteLine(random.Next(10)); // 5~29の整数の乱数を取得します。 Console.WriteLine(random.Next(5, 30)); Console.ReadKey(); } } }
API Reference
Randomクラス
Nextメソッド
MaxValue定数
3. おわりに
試験データで乱数が必要となったので、その取得方法を調査してみました。
予想通りC#にもRandomクラスが用意されていました。
- 作者: 山田祥寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。
また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。
EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688