この記事は2022年06月02日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#で遅延初期化する方法(その2)についてです。
2. C#で遅延初期化する(その2)
C#で遅延初期化するには、LazyInitializer クラスを使用する。
実装例
using System; using System.Threading; namespace SampleLazyInitializer { public class Sample { public Sample() { Console.WriteLine("Sample created."); } } internal class Program { private Sample sample; public Program() { Console.WriteLine("Program created."); sample = null; } public Sample Sample { get { LazyInitializer.EnsureInitialized(ref sample); return sample; } } static void Main(string[] args) { // この時点ではProgram.Sampleは生成されません。 var program = new Program(); Console.WriteLine("Get program.sample"); // この時点でProgram.Sampleが生成されます。 var sample1 = program.Sample; Console.WriteLine("Get program.sample"); // 生成済みの場合、再度アクセスしても生成されません。 var sample2 = program.Sample; Console.ReadKey(); } } }
実行結果
Program created. Get program.sample Sample created. Get program.sample
API Reference
LazyInitializer クラス
3. おわりに
前回
と同様の機能です。
ただしLazyInitializer クラスのほうが使いにくい感じです。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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