この記事は2022年06月01日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#で遅延初期化する方法についてです。
2. C#で遅延初期化する
C#で遅延初期化するには、Lazyクラスを使用する。
実装例
using System; namespace SampleLazy { public class Sample { public string GetMessage() { return "Hello world!"; } } internal class Program { static void Main(string[] args) { // SampleクラスをLazyクラスの遅延初期化によりインスタンスを生成します。 var lazySample = new Lazy<Sample>(() => new Sample()); // インスタンス化されたかチェックします。 // この時点ではインスタンス化されていないので、Falseが表示されます。 Console.WriteLine(lazySample.IsValueCreated); // SampleクラスのGetMessageメソッドにアクセスします。 // この時点でSampleクラスがインスタンス化されます。 Console.WriteLine(lazySample.Value.GetMessage()); // インスタンス化されたかチェックします。 // インスタンス化されたので、Trueが表示されます。。 Console.WriteLine(lazySample.IsValueCreated); Console.ReadKey(); } } }
実行結果
False Hello world! True
API Reference
Lazyクラス
3. おわりに
APIリファレンスを見ていてLazyクラスを見つけました。
使いどころが難しそうですが、何かの時のために覚えておこうと思います。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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