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VB6でフォルダ内のフォルダ・ファイルの一覧を取得する

この記事は2018年11月19日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. VB6でフォルダ内のフォルダ・ファイルの一覧を取得する
  3. おわりに

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVB6でフォルダ内のフォルダ・ファイルの一覧する方法についてです。

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2. VB6でフォルダ内のフォルダ・ファイルの一覧を取得する

VB6でフォルダ内のフォルダ・ファイルの一覧を取得する方法は、FolderオブジェクトのSubFolders関数とGetFiles関数を使用します。

実装例

' ファイルシステムオブジェクトを生成します。
Dim fso As FileSystemObject
Set fso = New FileSystemObject

' 対象のフォルダオブジェクト(例では"C:¥Sample")を取得します。
Dim targetFolder As Folder
Set targetFolder = fso.GetFolder("C:¥Sample")

’ 不要となったファイルシステムオブジェクトをクリアします。
Set fso = Nothing

' サブフォルダ数分繰り返します。
Dim subFolder As Folder
For Each subFolder In targetFolder.SubFolders
    ' subFolderがC:¥Sample"フォルダ内のサブフォルダになります。
    ' サブフォルダに対する処理を行います。
Next subFolder

' 不要となったサブフォルダオブジェクトをクリアします。
Set subFolder = Nothing

' 対象のファイルオブジェクト数分繰り返します。
Dim targetFile As File
For Each targetFile In targetFolder.Files
    ' targetFileがC:¥Sample"フォルダ内のファイルになります。
    ' ファイルに対する処理を行います。
Next targetFile

' 不要となったファイルオブジェクトをクリアします。
Set targetFile = Nothing

' 不要となった対象フォルダオブジェクトをクリアします。
Set targetFolder = Nothing

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3. おわりに

SubFolders関数とFiles関数ですが、ループで回すことを考えると一つの関数でフォルダとファイルを取得できた方が使いやすいかな、と思います。

企業向けプログラミング研修【CodeCamp】

かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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