VB6でアプリの多重起動を禁止する。

この記事は2018年08月29日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. アプリの多重起動を禁止する方法
3. おわりに

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

今回は業務で使用しているVB6の話です。
以前C++/CLIで

paveway.hatenablog.com

を調べましたが、
今回VB6のアプリでも多重起動は禁止だったため、その方法を調べました。

目次へ

2. アプリの多重起動を禁止する方法

VB6でアプリの多重起動を禁止する方法は、App.PrevInstanceプロパティを利用します。
App.PrevInstanceプロパティがTrueならば起動済み、Falseならば未起動になります。

そのためアプリ起動時にApp.PrevInstanceプロパティをチェックし、起動済みならば起動しないようにします。

実装例

Public Sub Main()
    'アプリが起動済みかチェックし、起動済みならば終了します。
    If App.PrevInstance = True Then End
    
    '以降に起動処理を記述する。

End Sub

目次へ

3. おわりに

今回もとにしたコードを作った人は、動けばいいという感じで作ってありました。
アプリは多重起動できない仕様なのですが、上記のチェックをしていないためいくつものアプリが起動する状態でした。
ちょっと残念な感じです。

【IT派遣テクノウェイブ】

かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

目次へ

---

私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。

EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688

目次へ