Tcl/Tkでリストの要素を繰り返し処理する

この記事は 2024 年 6 月 3 日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. Tcl/Tkでリストの要素を繰り返し処理する
3. おわりに

リンク

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorとその後継PWEditor2の開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているTcl/Tkでリストの要素を繰り返し処理方法についてです。

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2. Tcl/Tkでリストの要素を繰り返し処理

TCL/TKでリストの要素を繰り返し処理には、lmapコマンドを使用します。

書式

lmap <要素> <リスト> {<処理>}

実装例

# リストを作成します。
set src {0 1 2 3 4 5}

# リストの要素に2を乗算した結果のリストを作成します。
set dst [lmap x $src {expr $x * 2}]

# 作成したリストの内容を表示します。
puts $dst

実行結果

0 2 4 6 8 10

リファレンス

Tcl/Tk公式サイト(英語)

Tcl(Wikipedia日本語)

Tk(Wikipedia日本語)

list(英語)コマンド

lmap(英語)コマンド

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3. おわりに

以前紹介した

www.paveway.info

と同様の機能ですが、lmapコマンドは処理した結果をリストとして返却しますが、foreachコマンドは処理した結果を返しません。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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