この記事は 2023 年 05 月 31 日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているJavascriptのconsoleオブジェクトでタイマーログを表示する方法(その2)についてです。
2.Javascriptのconsoleオブジェクトでタイマーログを表示する(その2)
Javascriptのconsoleオブジェクトでタイマーログを表示するには、time関数、timeLog関数、timeEnd関数 を使用します。
書式
time(label);
引数
label
タイマーを識別するラベル
機能
タイマーを起動します。
書式
timeLog(label);
引数
label
タイマーを識別するラベル
機能
タイマーログを出力します。
書式
timeEnd(label);
機能
タイマーを停止します。
引数
label
タイマーを識別するラベル
実装例
// タイマーを起動します。 console.time("Time1"); console.time("Time2"); // タイマーのログを表示します。 console.timeLog("Time1"); console.timeLog("Time2"); // タイマーを停止します。 console.timeEnd("Time1"); // タイマーを停止後はタイマーのログは表示されません。 console.timeLog("Time1"); // 停止していないタイマーのログは表示されます。 console.timeLog("Time2");
実行結果
Time1: 0.03198 ms Time2: 0.20874 ms Time1: 0.33105 ms Timer 'Time1' does not exist Time2: 0.47900 ms
リファレンス
consoleオブジェクト
time関数
timeLog関数
timeEnd関数
3. おわりに
前回紹介した
タイマーですが、ラベルを設定することにより複数のタイマーを使用することができるようです。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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