プログラムを書こう!

実務や自作アプリ開発で習得した役に立つソフトウェア技術情報を発信するブログ

Vuetify.js のデータテーブルでフッタの1ページの表示行数選択を無効にする

この記事は 2023 年 04 月 07 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vuetify.js のデータテーブルでフッタの1ページの表示行数選択を無効にする
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。 今回は業務で使用しているVuetify.jsデータテーブルでフッタの1ページの表示行数選択を無効にする方法についてです。

目次へ

2. Vuetify.js のデータテーブルでフッタの1ページの表示行数選択を無効にする

Vuetify.jsデータテーブルでフッタの1ページの表示行数選択を無効にする方法ですが、以下のような実装になります。

実装例

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <link
      href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Roboto:100,300,400,500,700,900"
      rel="stylesheet"
    />
    <link
      href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@mdi/font@6.x/css/materialdesignicons.min.css"
      rel="stylesheet"
    />
    <link
      href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.min.css"
      rel="stylesheet"
    />
    <meta
      name="viewport"
      content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no, minimal-ui"
    />
  </head>
  <body>
    <div id="app">
      <v-app>
        <v-main>
          <v-container>
            <v-row>
              <!-- テーブルを配置するv-colの高さheightをテーブルの高さに合わせます -->
              <v-col stlye="height: 528px">
                <!--
                  テーブルの高さheightをヘッダ行(48px)+10行(48px*10)=528にします。
                  デフォルトだとヘッダ行も一緒にスクロールしてしまうので、fixed-header=trueを指定してヘッダ行を固定します。
                  items-per-pageに-1を指定してページングせず全行表示します。
                  footer-propsでdisalbe-items-per-pageにtrueにし1ページの表示行数選択を無効にします。
                -->
                <v-data-table
                  :headers="headers"
                  :items="items"
                  :height="528"
                  :items-per-page="-1"
                  :fixed-header="true"
                  :footer-props="{'disable-items-per-page': true}"
                />
              </v-col>
            </v-row>
          </v-container>
        </v-main>
      </v-app>
    </div>

    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue@2.x/dist/vue.js"></script>
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.js"></script>
    <script>
      new Vue({
        el: "#app",
        vuetify: new Vuetify(),
        data() {
          return {
            headers: [
              { text: "No", value: "no" },
              { text: "Name", value: "name" },
            ],
            items: [],
          };
        },
        mounted() {
          // デモデータとして100行分のデータを設定します。
          for (let i = 0; i < 100; ++i) {
            const no = i + 1;
            const item = { no: no, name: `Name${no}` };
            this.items.push(item);
          }
        },
      });
    </script>
  </body>
</html>

実行結果

リファレンス

Vuetify.js

データテーブル

目次へ

3. おわりに

items-per-page"-1"にして全行表示にしても1ページの表示行数選択で変更できてしまいます。
そのためfooter-propsdisable-items-per-pageで1ページの表示行数選択を無効にして、常に全行表示にしました。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

目次へ


私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。

EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688

目次へ