この記事は 2021 年 07 月 24 日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。 今回は業務で使用しているVuetify.jsのデータテーブルでボタンがある行を選択する方法についてです。
2. Vuetify.js のデータテーブルでボタンがある行を選択する
Vuetify.jsのデータテーブルでボタンのある行を選択するには、以下の様な実装にします。
click:rowにより行選択でイベントが発生しますが、ボタンを押下した時にボタン押下イベントともに行選択イベントも発生します。
そのためイベント修飾子の.stopによりイベントの伝搬を防ぎ、ボタン押下イベントの後に行選択イベントの発生を抑制します。
実装例
<!DOCTYPE html> <html> <head> <link href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Roboto:100,300,400,500,700,900" rel="stylesheet" /> <link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@mdi/font@4.x/css/materialdesignicons.min.css" rel="stylesheet" /> <link href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.min.css" rel="stylesheet" /> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no, minimal-ui" /> </head> <body> <div id="app"> <v-container> <v-row> <v-col cols="4"> <v-data-table :headers="headers" :items="items" hide-default-footer @click:row="onClickRow" > <!-- "操作"列にボタンを配置します。 --> <template #item.action="{ item }"> <v-btn @click.stop="onClickShow(item)">表示</v-btn> </template> </v-data-table> </v-col> </v-row> </v-container> </div> <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue@2.x/dist/vue.js"></script> <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.js"></script> <script> new Vue({ el: "#app", vuetify: new Vuetify(), data: () => ({ headers: [ { text: "名前", value: "name" }, { text: "価格", value: "price" }, { text: "操作", value: "action" }, ], items: [ { name: "リンゴ", price: 110 }, { name: "バナナ", price: 230 }, { name: "オレンジ", price: 350 }, ], }), methods: { // 表示ボタンが押下された時に呼び出されます。 onClickShow(item) { console.log(`${item.name}:${item.price}`); }, // 行が選択された時に呼び出されます。 onClickRow(row) { console.log(`${row.name}:${row.price}`); } }, }); </script> </body> </html>
実行結果
リファレンス
参考サイト
VuetifyのDataTableで行クリックとボタンクリックを実装する方法
3. おわりに
前回
はボタンを押下した時のイベントだけでしたが、行選択のイベントを併用する場合問題があることがわかりました。
そのためそれを回避する方法を調査しました。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
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弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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