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Vue3でtriggerRefを使用する

この記事は 2023 年 02 月 10 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vue3でtriggerRefを使用する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue3triggerRefを使用する方法についてです。

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2.Vue3でtriggerRefを使用する

Vue3triggerRefを使用するには、以下のような実装になります。

実装例

<script setup>
import { ref, shallowRef, watchEffect, triggerRef } from 'vue';

// shallowRefでリアクティブ変数を定義します。
const obj = shallowRef({
  msg: "Good morning",
});

// 初回実行時にログは表示されます。
watchEffect(() => {
  console.log(obj.value.msg);
})

// shallowRefのオブジェクトなので、この変更は検知されません。
obj.value.msg = "Good afternoon.";

// triggerRefにより変更が検知されます。
triggerRef(obj)
</script>

リファレンス

Vue3

triggerRef

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3. おわりに

triggerRefは、前回紹介した

www.paveway.info

のプロパティの変更が検知できるようなるようです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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