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Python で例外時にスタックトレースを取得する

この記事は 2021 年 12 月 01 日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. Python で例外時にスタックトレースを取得する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している Pythonで例外時にスタックトレースを取得する方法についてです。

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2. Python で例外時にスタックトレースを取得する

Pythonで例外時にスタックトレースを取得するにはtracebackモジュールのprint_excメソッドを使用します。

実装例

import traceback
try:
    # 例外をスローします。
    raise NameError("Name error occured.")
except:
    # スタックトレースを表示します。
    traceback.print_exc()

実行結果

Colaboratoryで実行した場合

Traceback (most recent call last):
  File "<ipython-input-1-aaf89cfb5608>", line 3, in <module>
    raise NameError("Name error occured.")
NameError: Name error occured.

リファレンス

Python

Python.jp プログラミング言語 Python 情報サイト

Python ドキュメント(日本語)

Python 言語リファレンス(日本語)

Colaboratory(オンライン Python 実行環境)

tracebackモジュール

print_excメソッド

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3. おわりに

スタックトレースは例外が発生した際の原因特定に不可欠です。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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