この記事は 2021 年 03 月 25 日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している C++/CLI で文字列の左側を空白で埋める方法についてです。
2. C++/CLI で文字列の左側を空白で埋める
C++/CLI で文字列の左側を空白で埋めるには、StringクラスのPadLeftメソッドを使用します。
書式
public string PadLeft (int totalWidth);
引数
totalWidth
生成される文字列の文字数
戻り値
totalWidthの長さになるように左側を空白文字で埋め込まれた文字列
ただしtotalWidthが元の文字列の長さより短い場合、元の文字列を返します。
実装例
using namespace System; [STAThreadAttribute] int main() { String^ value = "123"; // 文字列が5文字になるように左側を空白で埋めます。 Console::WriteLine("[" + value->PadLeft(5) + "]"); // 空白で埋める文字列長が元の文字列より短い場合は元の文字列そのままになります。 Console::WriteLine("[" + value->PadLeft(1) + "]"); Console::ReadKey(); return 0; }
実行結果
[ 123] [123]
API Reference
Stringクラス
PadLeftメソッド
3. おわりに
同僚のコードでPadLeftメソッドが使われているのを見て知りました。
こういう処理は地味にめんどくさいので、機会があれば利用したいと思います。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS [Bi-OS][bi-os]は高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
ソフトウェア開発に関して相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。
また一緒に働きたい技術者の方も随時募集中です。
興味がありましたらご連絡ください。
EMAIL : info-nr@newral.co.jp / m-futamata@newral.co.jp
TEL : 042-523-3663
FAX : 042-540-1688