この記事は 2021 年 03 月 26 日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用している C++/CLI で文字列の右側を空白で埋める方法についてです。
2. C++/CLI で文字列の右側を空白で埋める
C++/CLI で文字列の左側を空白で埋めるには、StringクラスのPadRightメソッドを使用します。
書式
public string PadRight (int totalWidth);
引数
totalWidth
生成される文字列の文字数
戻り値
totalWidthの長さになるように右側を空白文字で埋め込まれた文字列
ただしtotalWidthが元の文字列の長さより短い場合、元の文字列を返します。
実装例
using namespace System; [STAThreadAttribute] int main() { String^ value = "123"; // 文字列が5文字になるように右側を空白で埋めます。 Console::WriteLine("[" + value->PadRight(5) + "]"); // 空白で埋める文字列長が元の文字列より短い場合は元の文字列そのままになります。 Console::WriteLine("[" + value->PadRight(1) + "]"); Console::ReadKey(); return 0; } }
実行結果
[123 ] [123]
API Reference
Stringクラス
PadRightメソッド
3. おわりに
前回紹介した
は左側を空白で埋めるメソッドですが、今回は右側を空白で埋めるメソッドです。
これで左右両方とも空白を埋められます。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッド OS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOS モバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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