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C++/CLIでファイルをコピーする

この記事は2020年08月15日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C++/CLIでファイルをコピーする
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIでファイルをコピーする方法についてです。

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2. C++/CLIでファイルをコピーする

C++/CLIでファイルをコピーするには、FileInfoクラスのCopyToメソッドを使用します。

書式

public System.IO.FileInfo CopyTo (string destFileName, bool overwrite);

引数

destFileName
コピー先のファイル名

overrite
コピー先ファイル名が存在する場合、上書きするかどうかの指定
trueの場合、上書きします。
falseの場合、上書きせず例外となります。

戻り値

新しいファイルのFileInfo

実装例

using namespace System;
using namespace System::IO;

[STAThreadAttribute]
int main()
{
    // src.txtをdst.txtにコピーします。
    // dst.txtが存在する場合、上書きします。
    FileInfo^ fileInfo = gcnew FileInfo("src.txt");
    fileInfo->CopyTo("dst.txt", true);
    return 0;
}

API Reference

FileInfoクラス

CopyToメソッド

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3. おわりに

ログファイルで規定サイズを超えた場合、現在のファイルをコピーして、新しいファイルに書き出す処理がありました。
最初は自前でコピーしようと思いましたが、調べてみるとFileInfoクラスのCopyToメソッドコピーできることがわかりました。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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