この記事は2020年05月04日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているWPFのカレンダーで表示モードを変更する方法についてです。
2. WPFのカレンダーで表示モードを変更する
WPFのカレンダーで表示モードを変更するにはCalendarクラスのDisplayModeプロパティを指定します。
DisplayModeプロパティの設定値
設定値 | 内容 |
---|---|
Month | 月モード 1ヶ月分のカレンダーを表示します。 月の見出しをクリックすると、年モードに移行します。 DisplayModeを指定しない場合のデフォルト値 |
Year | 年モード 1年分のカレンダーを表示します。 表示されている月をクリックすると、月モードに移行します。 年の見出しをクリックすると、10年モードに移行します。 |
Decade | 10年モード 10年分のカレンダーを表示します。 表示されている年をクリックすると、年モードに移行します。 |
実装例
MainWindow.xaml
<Window x:Class="WPFCalendarDisplayMode.MainWindow" xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008" xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006" xmlns:local="clr-namespace:WPFCalendarDisplayMode" mc:Ignorable="d" Title="MainWindow" Height="250" Width="600"> <UniformGrid Rows="1" VerticalAlignment="Center"> <!-- 1ヶ月分のカレンダーを表示します。 --> <Calendar DisplayMode="Month"/> <!-- 1年分のカレンダーを表示します。 --> <Calendar DisplayMode="Year"/> <!-- 10年分のカレンダーを表示します。 --> <Calendar DisplayMode="Decade"/> </UniformGrid> </Window>
実行結果
API リファレンス
Calendarクラス
DisplayModeプロパティ
3. おわりに
カレンダーは矢印ボタン(◀、▶)により1ヶ月単位で移動できます。
しかし年単位で移動する場合は、表示モードを変更したほうが早く変更できると思います。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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