Vue.jsの算出プロパティでアクセッサを使用する

この記事は2020年03月16日に投稿しました。

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVue.jsの算出プロパティでアクセッサを使用する方法についてです。

2. Vue.jsの算出プロパティでアクセッサを使用する

Vue.jsの算出プロパティでアクセッサを使用するには、算出プロパティにget関数とset関数を定義します。

実装例

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <title>Sample</title>
</head>
<body>
  <!-- 'app'のタグはVue.jsによって操作されます。 -->
  <div id="app">
    <label>
      <!-- 入力値"value"の2倍の値を算出プロパティ"doubleValue"で表示します。 -->
      <!-- 入力値の2倍の値が表示されます。 -->
      <input input="text" v-model.number="value">{{ value }}
      <!-- 入力値の半分の値が表示されます。 -->
      <input input="text" v-model.number="computedValue">{{ computedValue }}
    </label>
  </div>

  <!-- Vue.jsを使用します。 -->
  <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue/dist/vue.js"></script>
  <script src="vue.js"></script>

  <!-- Vue.jsで操作する内容です。 -->
  <script>
  Vue.config.productionTip = false
  var app = new Vue({
    // divタグの'app'内を操作対象とします。
    el: '#app',
    // 
    data: {
      value: 300
    },
    // 算出プロパティを定義します。
    computed: {
      // 半分の値を返却します。
      computedValue: {
        get: function() {
          return this.value / 2
        },
        // 2倍の値を設定します。
        set: function(val) {
          this.value = val * 2
        }
      }
    }
  })
  </script>
</body>
</html>

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3. おわりに

算出プロパティは関数のため、そのままでは値の変更はできません。
そのためget関数とset関数で変更するようにします。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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