この記事は2019年10月17日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#でテキストファイルをクリアする方法についてです。
2. C#でテキストファイルをクリアする
C#でテキストファイルをクリアするには、FileStreamクラスのSetLengthメソッドを使用します。
SetLengthメソッドはストリームの長さを設定するメソッドです。
0を設定することにより、ストリームの長さ0=テキストデータサイズ0になり、テキストファイルがクリアされたことになります。
実装例
using System.IO; namespace CSharpClearTextFile { class Program { /** * @brief テキストファイルをクリアします。 * * @param [in] filePathName ファイルパス名 */ private void ClearTextFile(string filePathName) { using (var fileStream = new FileStream(filePathName, FileMode.Open)) { // ストリームの長さを0に設定します。 // 結果としてファイルのサイズが0になります。 fileStream.SetLength(0); } } static void Main(string[] args) { var program = new Program(); // ファイルデータがあるファイルを指定してください。 program.ClearTextFile("Test.txt"); } } }
API Reference
FileStreamクラス
SetLengthメソッド
3. おわりに
ファイルにデータを書き込む際、既存のデータを消してから書き込む必要がありました。
FileModeでTruncateを指定できればよかったのですが、ファイルが存在しない場合もありこの方法は使えませんでした。
そのためデータをクリアする方法を調査してみました。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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