この記事は2019年01月17日に投稿しました。
目次
- 作者: 菅原祐,Realm 岸川克己
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- 発売日: 2017/03/11
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
PWEditorで使用しているSwiftのデータベースRealmでデータを削除する方法についてです。
2. SwiftのデータベースRealmでデータを削除する
SwfitのデータベースRealmでデータを削除するには、Realmクラスのdeleteメソッドを使用します。
更新処理と同様、削除はトランザクション内で行う必要があります。
書式
public func delete(_ object: Object)
引数
object
削除するモデルオブジェクト
実装例
// モデルクラス import RealmSwift class PersonalInfo: Object { // ID @objc dynamic var id = 0 // プライマリーキー項目(項目名は任意です) // 名前 @objc dynamic var name = "" // 年齢 @objc dynamic var age = 0 // 住所 @objc dynamic var address = "" // Eメールアドレス @objc dynamic var email = "" /** プライマリキーのプロパティ名を返却します。 - Returns: プライマリキーのプロパティ名 */ override static func primaryKey() -> String? { return "id" } }
// 削除 let realm: Realm do { realm = try Realm() realm.write() { // トランザクションを開始します。 // PersonalInfoデータでnameが"sato"のデータを取得します。 // (1件データが登録済みの前提です) let results = realm.objects(PersonalInfo.self).filter("name='sato'") // データを削除します。 realm.delete(results[0]) } } catch { // 必要に応じて、エラー処理を行います。 }
3. おわりに
削除処理は、削除するモデルオブジェクトを取得してしまえば簡単に実装できると思います。
ただしTableViewなどでリスト表示している場合、TableViewの行も削除する必要があります。
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