この記事は2022年06月14日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#のDataGridViewで行を削除する方法についてです。
2. C#のDataGridViewで行を追加する
C#のDataGridViewで行を削除するには、RowsプロパティのRemoveAtメソッドを使用します。
実装例
using System; using System.Windows.Forms; namespace SampleDataGridViewRemoveRow { public partial class MainForm : Form { /// <summary> /// コンストラクタ /// </summary> public MainForm() { // コンポーネントを初期化する。 InitializeComponent(); } /// <summary> /// フォームがロードされた時に呼び出されます。 /// </summary> /// <param name="sender">フォーム</param> /// <param name="e">イベント</param> private void MainForm_Load(object sender, EventArgs e) { // データグリッドに列を追加します。 DataGridView.Columns.Add(new DataGridViewColumn() { CellTemplate = new DataGridViewTextBoxCell() }); DataGridView.Columns.Add(new DataGridViewColumn() { CellTemplate = new DataGridViewTextBoxCell() }); // データグリッドに行を追加します。 DataGridView.Rows.Add("Apple", "リンゴ"); DataGridView.Rows.Add("Banana", "バナナ"); DataGridView.Rows.Add("Orange", "オレンジ"); // データグリッドの行の追加を禁止します。 DataGridView.AllowUserToAddRows = false; } /// <summary> /// セルをダブルクリックした時に呼び出されます。 /// </summary> /// <param name="sender">データグリッドビュー</param> /// <param name="e">イベント</param> private void DataGridView_CellDoubleClick(object sender, DataGridViewCellEventArgs e) { // ダブルクリックした行インデックスを取得します。 var rowIndex = e.RowIndex; // ヘッダ行の場合 if (rowIndex < 0) { // 何もしません。 return; } // ダブルクリックした行を削除します。 DataGridView.Rows.RemoveAt(rowIndex); } } }
実行結果
削除前
削除後
※2行目をダブルクリックした場合
API Reference
DataGridViewクラス
Rowsプロパティ
RemoveAtメソッド
3. おわりに
前回
で行を追加する方法を調べたので、今回は行を削除する方法を調べてみました。
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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
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