この記事は2018年10月05日に投稿しました。
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[改訂新版]Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 石川洋資,西山勇世
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者です。
今回はSwiftのBox APIでサインアウトを行う手順の紹介です。
2. 前提
iOSアプリからBox APIにアクセスするため、Box iOS SDKライブラリを使用します。
以下の記事を参考に、Box APIを使用する準備をしておいてください。
3. サインアウト処理
SwiftのBox APIでサインアウトするには、クライアントオブジェクトのlogOutメソッドを使用します。
以下がサインアウトを行う手順です。 この手順は、Box iOS SDKライブラリのドキュメントAuthenticationのSingle User Modeを参考にしました。
- Boxのクライアントオブジェクトを取得します。 取得できない場合はサインアウトできないとしてfalseを返却します。
- サインアウト済みかチェックします。
サインアウト済みの場合はtrueを返却して処理を終了します。 - クライアントオブジェクトのlogOutメソッドを呼び出し、サインアウトします。
実装例
import BOXContentSDK /** Boxからサインアウトします。 ― Returns: サインアウト結果(true:サインアウト成功、またはすでにサインアウト済み / false:サインアウト失敗) */ func boxSignOut() -> Bool { // 1. クライアントオブジェクトを取得します。 guard let client = BOXContentClient.default() else { // クライアントオブジェクトが取得できない場合 // 必要に応じてエラー処理してください。 // サインアウトできなかったとしてfalseを返却します。 reutrn false } // 2. サインアウト済みかチェックします。 guard let _ = client.user else { // サインアウト済みの場合、処理を終了します。 return true } // 3. Boxからサインアウトします。 client.logOut() // サインアウト成功の場合の処理を記述してください。 return true }
4. おわりに
Box APIのメソッド名はlogOutです。
しかし以前紹介した他のクラウドストレージの処理にあわせて、ここではサインアウトとしています。

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