この記事は2018年06月23日に投稿しました。
この記事は2018年07月20日に更新しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回はリネーム処理の説明です。
Dropbox APIでリネームを行うメソッドは見つけられませんでした。
そのためPWEditorでは、移動で使用したmoveV2メソッドを使ってリネーム処理を実装しました。
2. リネーム処理
リネームの方法ですが、リネームしたいディレクトリやファイルのパス部分は変更せず、ディレクトリ名やファイル名を
変のみ更して、移動させることで実現しています。
例えば、"/dir1/dir2”にある"file1.txt"というファイル名を"file2.txt"に変更する場合、
- 変更前ファイル名 : "/dir1/dir2/file1.txt"
- 変更後ファイル名 : "/dir1/dir2/file2.txt"
として、moveV2メソッドのfromPath、toPathに指定して処理します。
import SwiftyDropbox /** ディレクトリやファイル名をリネームします。 - Parameter fromPath: 変更前のディレクトリまたはファイルのパス名 - Parameter toPath: 変更後のディレクトリまたはファイルのパス名 */ func rename(fromPath: String, toPath: String) { gaurd let client = DropboxClientManager.authorizedClient else { // 認証済みクライアントオブジェクトが取得できない場合、処理を終了します。 // 念のためのチェックです。 // 必要ならばエラー処理してください。 return } let _ = client.files.moveV2(fromPath: fromPathName, toPath: toPath).response { response, error in if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要ならばエラー処理してください。 return } guard let response = response else { // レスポンスがない場合、処理を終了します。 // 必要ならばエラー処理してください。 reutrn } // 正常終了の場合の処理を記述してください。 } }
API Reference
moveV2メソッド
3. おわりに
今回でPWEditorで使用しているDropbox APIの説明は全て説明しました。
PWEditorではこれらの機能の他に、他のストレージへのインポート、エクスポート機能もありますが、今まで説明した機能で実現しています。
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