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Vuetify.js で展開可能なデータテーブルを使用する

この記事は 2023 年 04 月 09 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Vuetify.js で展開可能なデータテーブルを使用する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。 今回は業務で使用しているVuetify.jsで展開可能なデータテーブルを使用する方法についてです。

目次へ

2. Vuetify.js で展開可能なデータテーブルを使用する

Vuetify.jsで展開可能なデータテーブルを使用する方法ですが、以下のような実装になります。

  1. v-data-tableshow-expand:expand.sync="expanded"を指定します。
  2. templateで展開した行に表示する内容を指定します。

実装例

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <link
      href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Roboto:100,300,400,500,700,900"
      rel="stylesheet"
    />
    <link
      href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@mdi/font@6.x/css/materialdesignicons.min.css"
      rel="stylesheet"
    />
    <link
      href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.min.css"
      rel="stylesheet"
    />
    <meta
      name="viewport"
      content="width=device-width, initial-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no, minimal-ui"
    />
  </head>
  <body>
    <div id="app">
      <v-app>
        <v-main>
          <v-container>
            <v-row>
              <v-col>
                <v-data-table
                  :headers="headers"
                  :items="items"
                  show-expand
                  :expand.sync="expanded"
                >
                  <template v-slot:expanded-item="{ headers, item }">
                    <td :colspan="headers.length">{{ item.price }}</td>
                  </template>
                </v-data-table>
              </v-col>
            </v-row>
          </v-container>
        </v-main>
      </v-app>
    </div>

    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue@2.x/dist/vue.js"></script>
    <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vuetify@2.x/dist/vuetify.js"></script>
    <script>
      new Vue({
        el: "#app",
        vuetify: new Vuetify(),
        data() {
          return {
            headers: [
              { text: "No", value: "no" },
              { text: "種類", value: "type" },
              { text: "名前", value: "name" },
            ],
            // priceは展開した行で表示します。
            items: [
              { no: 1, type: "フルーツ", name: "リンゴ", price: "値段:110円" },
              { no: 2, type: "フルーツ", name: "バナナ", price: "値段:210円" },
              {
                no: 3,
                type: "フルーツ",
                name: "オレンジ",
                price: "値段:310円",
              },

              { no: 1, type: "野菜", name: "ジャガイモ", price: "値段:210円" },
              { no: 2, type: "野菜", name: "ニンジン", price: "値段:220円" },
              { no: 3, type: "野菜", name: "たまねぎ", price: "値段:320円" },

              { no: 1, type: "肉", name: "牛", price: "値段:310円" },
              { no: 2, type: "肉", name: "豚", price: "値段:320円" },
              { no: 3, type: "肉", name: "鶏", price: "値段:330円" },
            ],
            expanded: [],
          };
        },
      });
    </script>
  </body>
</html>

実行結果

展開前

展開後

リファレンス

Vuetify.js

データテーブル

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3. おわりに

展開可能なデータテーブルの使用方法です。
:expand.sync="expanded"で指定したexpandedの使い方がまだよくわかりません。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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